プチ特集「呉・橋本・関川・中野」

呉智英(くれともふさ、ごちえい) >> GO

1946年愛知県生まれ。早大法学部卒。

デビュー作『封建主義、その論理と情熱』『封建主義者かく語りき』で、私たちの身の回りに当たり前に存在すると考えられている民主主義を疑うことから出発し、ついに訣別を宣言する。次作『インテリ大戦争』、『バカにつける薬』で、民主主義を相対化できない"ネボケ知識人"批判を展開した。

民主主義は、近代が生んだ最大の迷妄で、儒教思想の中にこそ、現代の混迷を拓きうる原理があると主張する。

一方、早くから『ガロ』で漫画評を書くなど、漫画評論でも定評を持ち、評論集に『現代マンガの全体像』『マンガ狂につける薬』がある。

該博な知識人として各方面から一目置かれている、人気評論家。

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関川夏央(せきかわなつお) >> GO

1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。

80年代前半、『ソウルの練習問題』『海峡を越えたホームラン』を発表して、"韓国ブーム"の火付け役となった。

中でも『海峡を越えたホームラン』は、韓国プロ野球発足とともに祖国に渡った在日韓国人選手たちの姿を追いながら、同時に日韓の比較文化論を展開した佳作で、第7回講談社ノンフィクション賞を受賞した。

他にエッセイ『水のように笑う』、『貧民夜想會』、ノンフィクション『退屈な迷宮  「北朝鮮」とは何だったのか』『よい病院とは何か』、漫画評論『知識的大衆諸君、これもマンガだ』など多数。最近はNHKのTV番組でもおなじみの作家。

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橋本治(はしもとおさむ) >> GO

1948年東京生まれ。東大国文科卒。

68年、東大闘争のさなかの駒場祭で「止めてくれるなおっかさん  背中の銀杏が泣いている  男東大どこへいく」のポスターで名を知られるようになった。

大卒後、小説現代新人賞に『桃尻娘』が佳作入選し、作家活動に入る。

以後、<桃尻娘>シリーズの『帰ってきた桃尻娘』、『無花果少年と桃尻娘』の他、推理小説『ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件』、コラム『デビッド100コラム』など多彩な執筆活動を展開している。

また、平易な言葉で哲学・宗教を講義する、『貧乏は正しい! 17歳のための超絶社会主義読本』『宗教なんかこわくない!』といった一連の著作もある。

他に、出版文化について、根本から評論した『浮上せよと活字は言う』、女性評論『絶滅女類図鑑』など多すぎて紹介しきれないほどの多作家。古典名作の翻訳本も多数ある。

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中野翠(なかのみどり) >> GO

1946年埼玉県生まれ。早大政経卒。

サンデー毎日の連載でお馴染みのコラムニスト。

映画、TV、書籍、落語、芸能ゴシップなどなど、興味の対象は多岐にわたる。

『中野シネマ』などの映画関係の著作や、『ムテッポー文学館』など、書評の著作も定評がある。

「群れたがる女に美人なし」の名言がある。

何か世間を騒がせる出来事があったとき、何を書いているのか気になる作家。

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